「あお」という言葉の響きは、柔らかさを感じさせますが、ここでは思い切って、逆のイメージを感じてください。
あなたが、昼間外に出て、首を後ろに倒して上を見上げると、その方向には、果てしなく広がる空間があります。空と呼ばれるものです。
雨を降らす雲がない時、その空を青空と呼びます。特に、日本の秋の青空は、空が高いと表現されるように、見つめていると吸い込まれそうな広がりと深さを感じます。
ひんやりとした空気が混ざるような青が広がり、太陽の光がやわらかに降り注ぎます。そんな空の下にいると、手を広げて光を浴びたくなります。ぜひ、晴れた秋の青空の下で、青を感じてみてください。夏の青空とは違った青を感じることができます。